【開催報告】
パパ未来会議 #07:「男性育休のこれから」
こんにちは!PtoC理事の金沢(しん)です!
もう12月、年の瀬ですね。皆さんにとって、2019年はどのような年でしたでしょうか?私は、第二子が産まれて生活が激変しました。新たな命が誕生したことへの喜びと、中期的な視点での自らの自己実現、ライフとワークのバランスをより深く考える、大きな意味を持つ一年になったように思えます。
では、本題です!
2019年12月8日、パパ未来会議が開催されました!
今回のテーマは、「男性育休のこれから」。男性が育休を取ること自体は珍しいものではなくなってきましたが、企業視点、個人視点のどちらにおいても、まだまだ万全の状態とは言いにくいものです。今回は、育休を取得済のパパ、これから取得を考えているパパ、企業視点で育休について考えているママなど、幅広い参加者の方に集まってもらいました!
場所は、表参道のEggFORWARDオフィス。理事でもある私、金沢が9月にオフィス移転をしたのですが、セミナールームがあり休日は使っていないので、PtoCの場として使っていただくことになりました!(なお、EggFORWARDは組織人材開発を主にした活動をしており、企業視点・個人視点のどちらにおいても、本テーマについてはかなりド真ん中であったりもします。)
大人の参加者は総計で14名!お子さんを入れると30名ほどです!日曜昼間から、多くの方に集まってもらいました!私としても第二子が産まれたばかりで、久しぶりのPtoCの活動でもありました。
さて、肝心の中身です。今回は幹事をPtoC会員の奥村さんに実施いただいたのですが、いつもにも増して大盛り上がり!育休経験者も、未経験者も関係なく、幅広くディスカッションが出来ました!
本当に簡単ですが、たとえばでいうと、
「育休に対しては、納得感の強い意思決定が多くできるかどうか、が重要。納得感は人によって異なるが、そこに対して主体的に考えられているか、ということがその後に大きく影響を与えているはず。納得感に影響を与えている要素としては、短期的な視点で取り組むのか、中長期的な視点で取り組むのか。男性は出世とかの観点でいうと、短期的な視点によりがち。一方夫婦としてチームとなるのであれば、中長期的な役割分担という考え方もある。」
という意見だったり、
「所属があるかないかで、育休の扱いも変わる。フリーランスなのか、大企業所属なのか。企業のフェーズによっても働き方や求められるものも変わってくる。大企業では周囲の目を気にして、育休が取れない風潮があるが、それはそれで当たり前なのかもしれない。自らの目指したいキャリアを踏まえて、企業を選ぶなども必要。」
など、皆さん多くの気づきを持っていただけたように思います!
また育休に限らずですが、参加者の中で共感を生んでいた意見としては、
「夫婦の間の関係を、家庭内で解決しようとする風土もあるが、外部に答えを求めてもいいかも。」
「育休を取ったら夫婦の時間が取れると思ったら、そうでもなかった。逆に、夫婦の時間が取れていないのは、育休を取っていなかったからではない。それに気づけたのは大きかった。」
などという話が出てきました。
育休というテーマを切り口に、夫婦関係や企業におけるキャリア形成の在り方など、幅広い議論が出来、非常に濃密な場になったのではないかと感じています!
さて、2019年のPtoCの活動は本日で一区切り。2020年からは、PtoCも新たなやり方を模索していきたいと思っています。11月、12月のパパ未来会議では、幹事を理事ではなく、会員の皆さんにバトンを渡していく手法を取ったのですが、かなり盛り上がったように思いました!
2020年では、理事以外の方々に幹事のバトンを渡していきながら、パパ未来会議のテーマも拡充させていくことで、より多くのパパが、悩みをさらけ出せる場を定期的に設けていきたいと思っています!
これからも、PtoCの活動を、楽しみにしておいてください!!
PtoC理事:金沢