こんにちは、理事のだいすけです。
普段都内で開催しているパパ未来会議ですが、今回は何と岩手県の大船渡市で開催してきました!
「なぜ大船渡?」の経緯も合わせてレポートします。
大船渡市での開催に至った経緯
キッカケはPtoCへ大船渡社会福祉協議会の鈴木雅美さん(以下まさみさん)からいただいた問い合わせメールでした。
PtoC理事内でも「大船渡のパパ達の悩みって何だろう?」「役に立てるかな?」とドキドキしつつ、まさみさん達とWebミーティング。
「大船渡でパパ未来会議を開いてほしい」
「講義形式ではなく、一緒の目線でパパ達が話し合う場がほしい」
まさみさんの言葉に熱く心を打たれ、理事メンバー全会一致で「やってみよう!」と決定。
そこからPtoCとして初の出張パパ未来会議開催に向けての準備が始まりました。
↑まさみさんが親しみやすいチラシを作ってくれました
ドキドキしながら大船渡へGO!
PtoCからは理事3名が子どもと一緒に大船渡へ向かいました。
「そもそも来てくれるのかな・・・」という不安もありましたが、たくさんの方にご参加いただき総勢24名での開催となりました。
現役パパママのみならずプレパパママも来てくれて、子どもたちもたくさんの賑やかな会でした。
今回のテーマは「言われて嬉しい感謝の言葉 〜大切な人への感謝の気持ちどう伝えていますか〜」。
「大切な人」=「妻」との普段からのコミュニケーションを考える機会になればいいなと思い、
「大船渡のパパも東京のパパも一緒」をキーワードに、準備を進めてきました。
・・・内心、不安がいっぱい。
(大船渡のパパ・ママの生活はどんなスタイルなのか・・・)
(大船渡のパパ・ママは共働きなのか・・・)
不安はパパ未来会議が始まる時までありましたが、パパ未来会議が始まってみると「パパ達の悩みって、一緒だな」と感じることがたくさん!
不安が安心に変わった途端「それあるよね」の共感に変わり、パパ達から次々と意見が出てきました。
普段から「ありがとう」と言える関係づくりが必要
ワーク1つ目のテーマは、「最近のありがとうはいつですか?」
いきなり飛び出した「ありがとうって言ってないなぁ・・・って、やばいじゃん、俺(笑)」
このパパは、自分でも育児・家事を普段からされている方でした。
その分、妻への感謝は薄れている模様。
「お互いの期待値コントロールも大事だよね。」
何でも一定程度できちゃうパパは、ついついママから「あれも、これも」と
言われがち。もちろん夫婦で助け合って毎日を歩んで行く。
でも、できないタイミングや都合の悪い日もあるはず。
その時は、「察してほしい」じゃなくて、ちゃんと言葉で伝える。
気持ちのこもった「ありがとう」は、夫婦の中で
「減点方式」ではなく、「加点方式」を取り入れること。
そして、「○○してくれてありがとう」が恥ずかしくならないように、
普段からの環境づくりが大事。
結婚・出産・職場復帰…価値観はどんどん変わる
ワーク2つ目のテーマは、「あなた言われて嬉しい感謝の言葉は何ですか?」
次もいきなり飛び出した「俺、ありがとうは求めていない。」
このパパのところは、夫婦共働き、家事も育児もお互いが主体的にやる夫婦のようでした。
だからその分、仕事も家事も育児も50対50で担いたいという気持ちが強い。
別のパパからは、「あまり妻から感謝の言葉を言われない、自分も言わない。
喧嘩もあまりしない。お互い感情を溜め込むタイプ同士だと思います。」
我が家では少なくとも自分は同じ「感情溜め込むタイプ」でした。
だからこそ、妻には「わかってよ!察してよ!」の押し売りでした。
この「わかってよ!察してよ!」の押し付けは負の感情を生みやすい。と思います。
我が家では、ある時を境に、「察してよ」はやめることにしました。
大船渡のパパも東京のパパも悩みは一緒
今回、パパ未来会議 in 大船渡を開催してみて、住む地域・環境・仕事は違えど、パパの悩みは同じなんだなと感じました。
「妻・子どもとの関係性、仕事と育児の両立などで日頃感じる悩みの吐き出し先がない」というのは「パパあるある」ですね。
今回、大船渡のパパ達とのいい出会いがありました。
PtoCとして、もっともっと全国のパパ達に出会い、パパから社会を温かくしていけたらいいなと思います。